最近テレビ番組などで釣りの番組などが多く放送されるようになってきて、なんとなく海釣りに興味が出てきてはいるけどいきなり釣り具屋に行くのはなんとなく敷居が高く感じるし、そもそも海釣りっていってもどんな釣り方があったり、どんな道具を選んだり、どこに行けばいいのかなど疑問がたくさん出てくると思います。
なので今回は釣り歴20年以上の僕が海釣りのあれこれについて初心者向けの魚の釣れる釣り方や道具などに関して、初めての釣りを楽しめるよう解説していきたいと思います。
海釣り入門におススメの釣り方
ちょっと昔の話で僕が釣りに初めて行ったのが小学生の時に父親に連れられて海にいって、何も分からないまますべて父親任せで釣りをすることだけを楽しんだのを今でも覚えています。
釣りは基本的に竿とリールと仕掛けさえあれば子供でも簡単にすることができるレジャーです。とはいっても海釣りには様々な釣り方があります。なので今回は初心者でも比較的釣果を得やすい釣り方、仕掛けについて3種類ピックアップして解説していきます!
1.海釣り初心者のド定番!サビキ釣り
海釣り初心者の定番の釣りといえばサビキ釣りです。僕も初心者と釣りに行く時は必ずこのサビキ釣りから紹介するほど最も難易度の低い釣り方になっています。
このサビキ釣りですが、どういう釣り方かというと、簡単に言うとアミカゴと呼ばれるカゴとエサに似せて作られた疑似バリを複数つけた仕掛けを使って釣る方法です。
アミカゴに寄せ餌となるアミエビを入れてこれを水中でばらまき魚を集めて疑似バリに食いつかせます。
この釣り方は魚を集めてから釣るという方法なので、堤防周辺によくいる多くの種類の魚が釣れます。堤防周辺で釣れる魚の代表として、アジ、イワシ、小サバなど美味しく食べられる魚が多いので初心者におススメの釣り方だと言えます。
この釣り方はよく釣れる方法なのですが、デメリットもあって仕掛けを投入するたびにアミカゴにアミエビを入れないといけないので手が汚れてしまう欠点があります。
しかし最近はチューブタイプのアミエビもあるためそれを使えば手も汚れずスムーズに釣りを楽しめることと思います。
道具は堤防釣り用の万能竿で長さが3m前後、リールは2000番もあれば十分でしょう。それと仕掛けとしてサビキ仕掛け、アミカゴ、オモリといったところでしょうか。竿とリールについては釣具屋の店先にある釣りセットでも十分対応できるのでまずはそれを購入してみるのもいいでしょう。予算としては全部込みで3千円くらいあれば始めることが出来ます。
2.ただ投げるだけ!簡単ちょい投げ釣り
次に紹介するのはちょい投げ釣りです。文字通り海に向かって仕掛けを投げ込む投げ釣りのことです。ちょい投げなので近場に投げるだけでいいので子供でも簡単に魚を狙うことができる釣りの方法になっています。
この釣りの仕掛けは天秤といって糸が絡まりにくいように設計されたオモリと刺しエサだけというシンプルな仕掛けになっています。この釣りですが、基本的には投げ釣りですのでどうしても根掛かりがしやすくなってきます。なので釣り場は砂地が多く入っていそうな漁港や堤防からのほうがいいかもしれません。
この釣り方で釣れる魚は主にシロギス、メゴチ、マハゼなど小型の魚が多いですが天ぷらなどで食べると美味しいのでぜひ狙ってみてほしいです。
この釣りで使用するエサなんですが、ゴカイといった虫エサを扱うことが多くそういう生き物が苦手な方には少々つらいかもしれません。。でもこの釣り方もよく釣れる初心者向けの釣りなのでぜひ挑戦してもらいたいです!
この釣り方のコツとして投げたあとに誘いを入れてあげるとよく食いついてくる傾向があります。投げる→すこし巻いてエサを動かす→少し待つ→反応がなければまた少し待つ→以下繰り返し。この方法だとシロギスがよく釣れてきますので試してみてください。
道具はサビキ釣りのときと同じような竿とリールで構いません。なので釣りに行く時はサビキとちょい投げ釣りの仕掛けを両方もっておいてどちらの釣り方がいいか現場で試してみるのも楽しいと思います!
3.道具が一番シンプル!ルアー釣り
最後に紹介したいのがルアー釣りです。初心者でおススメなのはメバルを狙うメバリング、カマスやメッキと呼ばれる小魚を狙うトップゲーム、アオリイカを狙うエギングなどがあります。
この釣りは投げ釣りと似たようなものですが、違うのはエサを使わず疑似餌を使って魚を釣るところにあります。今までの2つの釣り方よりは少々難易度は上がってきますが、ゲーム性が出てきます。この釣りはとにかく投げて反応がなければ移動してまた投げるという投げる、移動と魚を探して釣るという粘りが必要な釣りになっています。
この釣りのポイントはルアー(疑似餌)にあります。色々な色や形のルアーを使ったり投げる深さを変えたりとやることがとにかくたくさんあり、飽きずに色々試していていかに魚を釣りあげるかという戦略も必要になってきてかなり奥が深いためこれなら釣れる!という釣り方ではないため知恵と忍耐が必要になってきます(笑)僕は諦めました。。
道具についてはこれが一番シンプルではないでしょうか。竿とリールと仕掛けのルアーがあればどこでも釣りができるので、車に道具一式を積み込んで置けばふらっと海に行って釣りができそうならすぐに釣りができるという手軽さが魅力的ではあります。竿は他の釣り竿と違ってルアー釣り専用の竿を使ったほうがトラブルが少なくてすむので専用品を用意しましょう。あとリールについても専用品のほうがいいです。なので予算的には少し上がってきて1~2万円程度は予算をみたほうがよさそうです。
海釣り初心者意外と忘れがちな準備が必要な道具たち
海釣りに必要な道具は釣り具以外にも結構あります。これ、意外とないと地味に不便を感じると思うのでぜひ準備していてください!
1.クーラーボックス
釣れた魚を保冷しておくのはもちろんのこと、弁当や飲み物、エサを入れておくためにもなるべくはもっていたほうがいいです。保冷剤より氷をいれておいたほうが持ちはいいです。ちゃんとしたものでなくてもいいので100均とかで売っている発砲スチロールのクーラーボックスでもいいかなと思っています。
2.水汲みバケツ
これは必須の道具です。手が汚れたときに洗ったり釣った魚を一時的に活かしておいたりと大活躍すること間違いなしです。これを忘れた時は軽く絶望します。。
3.小物類
あと小物類があります。具体的には魚から針を外したりするときに使うプライヤーはよく使います。結構小魚でもウロコやエラが危険だったりすることがあるのでこれも用意しておきたいところです。あとは糸切ったりするときに使うハサミだったり、汚れてもいいタオルなど地味に役立つ小物はたくさんあります。そこらへんはひとそれぞれになってくるところもあるので釣行を重ねながら順次揃えて行きましょう!
まとめ
初心者向けの釣り方を3つ紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?一言に釣りといっても様々な釣り方がこれが正しい!ということはありません。今回紹介した釣り方で最初の一匹を釣ることは難しくありません!まずは海に行って釣りを楽しんでみませんか?一度魚を釣るという楽しさを知るとどんどんと釣りの世界にハマってくることは間違いありません!ルールとマナーを守って存分に釣りを楽しみましょう!
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