釣り初心者にこそオススメの「地磯(じいそ)の超浅場チョイ釣り」をご存知ですか?
・初心者OK
・小さな子供づれOK
・釣り場所も訪れやすい
・簡単に釣れる体験ができる
・道具も3点のみ!
こんなメリットだらけの「地磯(じいそ)の超浅場チョイ釣り」について、必要な道具や、場所選び、超簡単なテクニックについて分かりやすくお伝えします!
釣り初心者でも『釣れる』感覚を地磯の超浅場チョイ釣りで体感して楽しみましょう!
釣り初心者は地磯の浅場でチョイ釣りから始めよう
はじめに地磯(じいそ)ってなに?という方に簡単に説明しておきますね!
・海岸線で大小の岩がゴロゴロ転がっている海岸
・岩がゴロゴロしちるのでゴロタ場ともいう
・潮の満ち引きで岩場が現れたり、水没するところ
・水深は浅く足首程度のところが多い
この地磯で、釣り初心者にいかに手軽に簡単に釣りを楽しんでもらうかということで提案するのが、地磯の超浅場チョイ釣りになります。
この釣りでは、道具やエサはできるだけ現地調達し、釣り糸やオモリだけ用意してもらうというシンプルさでいきます。
地磯の釣り場の探し方~ゴロタ場について
海岸線に沿って大小の大きさの岩がゴロゴロとある海岸。
そこが今回の超浅場チョイ釣りの主戦場になる「ゴロタ場」です!
今回の釣りをする場所で最適なのはバスケットボールくらいの岩、自分で動かせられるくらいの岩がたくさんある場所がいいでしょう。
ゴロタ場は複雑な地形から波や潮流によってプランクトンが発生しやすい。
そこに、小さな貝類、エビ、カニなどのの小生物が住みつく。
それを捕食しにカサゴやソイといった今回の釣りのターゲットがやってくる。
ゴロタ場はこういった感じの場所になっていて実は理想的な釣り場になっているのです。
ゴロタ場での一番のポイントは水深
このチョイ釣りで一番重要になってくるのが「水深」です。
釣りのイメージって、水深があるほど魚がいそうなイメージですよね?
ですが、実際に釣りをしてみると分かるんですが、食い気のある魚ほど浅い場所まで上がってきます。
なので、今回はあまり深い場所、30cm以上と深くなるところは避けて水深は浅く(20cmとか)エサとなるカニやフナムシなどの小生物が多く生息している場所を探してみるようにしましょう。
浅場でのチョイ釣りに必要な道具
今回のチョイ釣りはとにかく道具はなるべく最小限にシンプルな仕掛けでいきます。
・釣り竿:1mほどの短いもの。できれば現地で竹の棒とかがあれば理想。現地で見つからないときの保険として100均で売っている短い竹の竿もあり。
・仕掛け:この釣りで使う仕掛けは「釣り糸」、「オモリ」、「ハリ」の3つだけしか使いません。
釣り糸の画像
釣り糸とハリはセットになったものが売っています。
ガン玉の画像
オモリはガン玉と言って釣り糸に挟むタイプのものを使用します。
仕掛けの画像
オモリはハリの5cmくらい上に付けてそれを竿に取れないように結べば仕掛けは完成です!めちゃくちゃシンプルですよね!
オキアミの画像
エサ:現地にいる貝や小さいカニ、ヤドカリになります。探すのが面倒という人は釣具屋で「オキアミ」なんかを用意すればOK。
・服装:服装で注意したいのがゴロタ場は岩がむき出しのところになっているのでサンダルとかは避けてマリンシューズなんかを選びましょう。
あと海遊びなのでライフジャケットは必需品なのでぜひ入手しておいてほしいところです。
釣り初心者が地磯のゴロタ場の魚を釣るテクニック
さあ、釣れそうなゴロタ場を選んで仕掛けも準備してエサも確保したらいよいよ釣り開始です!今回はとにかく浅場を狙っていきます。
釣りをする手順を説明しましょう。
①現地調達の竿or購入した竿に釣り糸付きのハリとガン玉を結ぶ。
②エサをハリにつけ、足元の岩のすき間の水たまりにエサを投入
③魚が食いつくので一気にぶっこ抜く!
以上です!
簡単でしょ?
実際に釣れたときにこんなところで簡単に魚って釣れるんだ?!って感動すると思いますよ!こんな簡単に釣れるチョイ釣りですが、ちょっとしたコツもあります。
まず、エサを投入する位置です。岩が密集しているけど少しすき間があるかな?というところにエサを投入していきます。
次に、魚が食いつくまではなるべく静かにしましょう。
いくら食い気がある魚といっても警戒心は強いので騒がしくするとなかなか食ってきません。
こういう岩場に隠れている魚は食いついたらすぐ隠れようとするので、アタリがあったらすぐに竿を立てて引き抜くように釣り上げるようにしましょう。
以上のことを心がけることで釣れる確率がグッと上がってきますよ!
地磯のゴロタ場で良く釣れる魚の種類
魚種 | ハイシーズン | 概 要 |
カサゴ | 春~夏 | 根魚の代表格で、お店でもおなじみの魚。活性が高くなってくるとゴロタ場の浅場で狙うことができる。体長が15cm~20cmくらい |
ムラソイ | 春~夏 | チョイ釣りで一番釣りやすい魚。上品は白身は、刺身や塩焼き、から揚げとしてとても美味。体長は15cm~20cmくらい |
ギンポ | 春~夏 | 見た目がニョロニョロしていて食べる人は少ないが、プリプリの身は天ぷらや煮つけにすると最高に美味。体長20cm |
マダコ | 春~夏 | レアで超美味なターゲット。ただし、場所によっては禁漁されていたりと注意が必要なので事前に管轄漁協に確認しておいたほうがよい。 |
この釣りの対象魚は美味しい魚が多いので釣れたら是非持ち帰っておいしく頂いて欲しいですね。でも、あまりに小さい魚が釣れたら大きくなってまた釣れてね!と言いながら逃がして欲しいです。お願いします。
まとめ
今回紹介した超浅場でのチョイ釣りですが、難しいことは一切なく道具も少なくシンプルなため子供さんにとってはゴロタ石の上で歩いたり、自然を肌で感じることで身体や心の発達にもいいし、大人にとっては日頃の運動不足の解消になるんではないかと思います。誰もが気軽できるチョイ釣りを是非試して欲しいです!
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